箸の使い方を習得しようの続き

◆ マナー違反とされる箸の使い方

移り箸 おかずばかりへ箸を動かすこと。
一度箸をつけてからやめて、ほかの料理を取ること。
受け箸 箸を持ったまま、おかわりをすること。
および箸 遠くの料理へ無理に箸を伸ばすこと。
おしつけ箸 箸先でご飯などを茶碗に押しつけて固めながら食べること。
かき箸 器に口をつけ、箸で食べものをかき込んで食べること。
噛み箸 箸の先を噛むこと。
くわえ箸 箸を口でくわえること。くわえたまま手を使うこと。
おしこみ箸 口に入れたものを箸でさらに押し込むこと。
さぐり箸（こじ箸） 盛りつけてある料理を箸でかき回して、食べたいものを探ること。
指し箸 箸で人を指すこと。
刺し箸（突き箸） 箸で食べものを突き刺して取ったり食べたりすること。
すかし箸 骨のついた魚の上身を食べたあと、背骨を取らずに骨越しに下の身をほじること。
ずぼら箸 箸を持った状態のまま、器を持ち上げること。
叩き箸 器や膳などを箸で叩くこと。
涙箸 箸先から食べものの汁などのしずくをたらして食べること。
握り箸 箸を持ったまま、同じ手で器を持つこと。箸をそろえて握ること。
ねぶり箸 箸についたものを舌でなめること。
拾い箸（箸渡し） 箸から箸へ食べものの受け渡しをすること。
仏箸（立て箸） よそったご飯の中央に箸を突き立てること。
迷い箸 どれを取るか迷い、食べものの上で箸をあちこちに動かすこと。
回し箸 汁物が入った椀の中に、香の物などを入れること。
もぎ箸 箸についたものを口でぬぐい取ること。
横箸 箸をそろえて握り、スプーンのように使って食べること。
寄せ箸 食器を箸で手前に寄せること。
渡し箸 器の上に箸を渡して置くこと。