【糖質は、摂るべし。ただし、ビタミンB1も一緒に】

食育革命コンサルタントの小寺美江です(^^)

私の講座では、主食の大切さを伝えています。
特に、成長期の子どもは大人と比較して体重1キロあたりに必要なエネルギー量が多いため、「主食をきちんととれているか」を確認いたします。

それと同時に知っておきたいのは、ビタミンB1について。ビタミンB群には、1・2・6・12・ナイアシン・葉酸がありますが、これらは摂取した「エネルギーの素となる栄養素」からエネルギーを作りだす際に、必ず必要なもので、主食である炭水化物からエネルギーを作りだすためには、ビタミンB1が不可欠です。これが無いと、糖質をエネルギーに変えることができません。
乳酸などの疲労物質がたまりやすくなり、「疲れやすい」「だるい」「むくむ」等の何となくの不調を招きます。また、子どもは「だるい」と言った状態を適切に表現して伝えてくることが難しいため、親も気づかないという状態を招きます。

加えて、糖質をエネルギーとして利用できないので、結果的に「体脂肪」として溜まります(+o+)主食を極端に減らすのではなく、燃焼できる身体と栄養状態にしておくということが大切なのです。

ビタミンB群は、水溶性であるため、体内にたくさん溜めておくことができません。日々の食事から摂り続けていく必要がありますが、精製されている加工食品中心の食生活の場合は、不足が懸念されます。

「主食」と一緒に何を食べているか、炭水化物と言ってもどんな素材から摂っているか、を見直してみましょう。白米ではなく胚芽の残ったお米を積極的に利用する。豆・豆製品を使った汁物や副菜を必ず一緒に食べる。豚肉を使った主菜をにする際には、玉ねぎやネギなどを一緒に調理する。などがカンタンで取り入れやすい方法です。豚肉を使用する際は、脂質の摂り過ぎに注意するため、部位を「できるだけ赤身が多い部分」を選びます。

量は、女性で60g~90g(豚もも肉の場合)を目安とし、年齢や運動量によって目安量の間で調整し、バランスのよい食生活を心がけましょう。

具体的な栄養・食事バランス・ダイエット等のご相談は、個別セッションをご利用ください。現状をお聞かせいただいた上、クライアント様がのぞむより良い食生活になるよう寄り添ったアドバイスを致します。